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見たことを 感じたことを 写真とともに
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題名の『共達』とは、共に背負ってく友達 という意味でつけました。



この日記はmixiを始めた時、最初に書いたものです。友達の事を書いてあります。



来年は、私にとって『再出発』の年なので、今年の内に全部吐き出しておこうと思います。


かなり重たい話なので、あまり読む事は薦めませんが、
友達の有り難みや大切さを再認識したい方は呼んでみて下さい。



私なりに数ヶ月前から心の整理が出来てきて…
現実と向き合う覚悟がようやく出来、
忘れてはいけない記憶として残す為に日記にしました。



私はこの数年間、特定の人を除いて一切連絡を絶っていました。



理由はキライとかそんなんではありません。
失うのが怖かったからです。
私は友達の事は大切にしてきたつもりです。
だから余計に失うのが怖かったんです。



そう思うようになった一番のきっかけは約4年前、21歳の夏にあります。



その夏、私は高校時代の一番仲の良かった友人5人と球磨川にキャンプに行きました。
1人は遅れて合流する予定だったので、実際その場に居たのは4人です。



皆でワイワイしながら渓谷を目指しました。

途中、かなり登った山の中に一軒ポツリと家が建っていて、その家の方に人が少なく、遊べる穴場スポット等を聞きました。




その家のお婆さん曰く、車で15分くらい登った所に天然のウォータースライダーがあるとの事でした。現地の人も知らない絶好の穴場らしく、勿論、皆で向かう事にしました。




目的の場所に到着し、もう1人はまだ掛かりそうという事だったので、私達は先に渓流で遊ぶ事にしました。魚釣ったり、水切り勝負したりビーチバレー的な事をしたり。




ふと、お婆さんの言ってたウォータースライダーが気になり、私が皆に探してみようと持ち掛けました。



その場から川を70Mほど下ったとこにそれはありました。
見るからに岩肌も優しく、ツルツルしていて、且つ落差10Mはあるだろうかという見事な天然の滑り台でした。



私『まっぢ、ヤバくね?絶対楽しいよこれ!』


A男『でも最後の方、小さい滝みたいで危なくない?』


私『大丈夫じゃね?お前らどーする?』


B子『私、大丈夫かな?(笑)でも楽しそう!』


C子『確かに(笑)』


私『大丈夫!俺達もいるし(笑)ここまで来たらノリでしょ!』


B、C子『だよねー(笑)』

私『じゃあ、俺最初に滑って確かめてみるわ!』


A男『それなら、俺が先に行って調べてみるよ!』


私『おっ!まぢで?!さすが水泳部(笑) なら一番手任した!』


A男『なら、行ってくる!合図したら滑ってね。』



しばらくして、



A男『ヤッベ、まぢ楽しい!少し右に流されるかもしれんけん、入水したらすぐ左に泳げば大丈夫!滑っていーよ!』



皆のテンションはイッキに上がった。



続いてC子が滑る。



私『ちゃんと左に泳げよ!』


C子『大ー丈ー夫!』



これが悪夢の始まりでした。


ドボンッ!入水してすぐ、C子は右側に流されました。

私『そっちじゃにゃーて(笑)逆た!逆ー!』


でもC子は一向に左には進めず、あぷあぷし始めました。


異変に気付いたA男がすぐさま水に入りC子の元に向かいました。


私とB子はこの時、いまいち状況を理解出来ていませんでした。どうしたんやろ?溺れてる?そんなわけないか。って感じです。



しかし、どうも様子が変で、2人とも水面から顔を出したり沈んだり、正直、ジャレてんのか、ふざけてるんだと思ってました。
暫くした後、2人とも水面から消えてしまい、ようやく状況が飲み込めました。
よくよく考えるとアイツは悪ふざけをするようなキャラじゃないし、本気で溺れてんだって理解しました。



B子と2人で何度も『えっ?えっ?ヤバくない?どうしよう』
と10秒程パニックになってしまいした。



そして、我に帰った私は、 『お前、絶対来るなよ!何があっても来るなよ!誰でもいいけん呼んでこい!』
そうB子に告げ、水に飛び込みました。



入水した瞬間、私は一瞬だけ後悔しました。

高い所から飛び込んだ勢いで、水中奥深くまで沈んだハズなのですが、全く足が着きません。衝撃で体は痛いし、鼓膜は水圧で破けそうだし、なにより、上からの水流に押さえつけられ、水面に上がるのは無理そうでした。



でも後悔は直ぐに消え、友人を探しました。



するとC子を抱き抱え、必死に岩肌を蹴っているA男を見付けました。
流れに身を任せ近付くと、水の勢いで水中の岩壁がえぐれ、先が見えない程の水中トンネルになっていました。

この中に飲まれまいとA男は必死で岩肌を蹴っていたんです。すでにC子はグッタリしかけていました。



私は、もう長い事水中にいるんだし当然か。と、怖いくらい冷静でした。



何とか水面に上がろうと2人でとにかくC子を上へ上へ押し上げました。



でも水流には勝てず、力尽き、3人はバラバラになりました。



私はなんとか呼吸を、と思い水面を目指してもがいてると不意に左足をグッと掴まれました。手繰り寄せようとしましたが間に合わず水の中、奥深く消えてゆきました。今でもあの感触が残って取れません。



もの凄く苦しく、冷たい水の中、手足の動きも鈍くなり始め、次第に視界が真っ暗になってゆきました。


どのくらい時間がたったかわかりません。暗かった視界が急に白くなりだし、まっさらになりました。



不思議と苦しくもなくなり、手足もフワフワして、まるで水の中で呼吸してるかのような、無重力空間にいるかのような感覚でした。



ふと、最近会ってない友達や親、大好きなおばあちゃん、大好きな子、など周りの人の事を思い出しました。

親にはケンカしたきり、ごめんなさいって言ってないなーとか、おばあちゃんのところにもう遊びに行けないや、俺死んだら友達何人泣いてくれるかな? でも最後は笑って見送ってほしいなー。そいや、アイツにはいっつも寂しい想いさせてばっかりだったなー。2人の約束守れそうもないや。ゴメンな、また寂しくさせちゃうね。とか。



初めて、これが死ぬ瞬間なんだなって実感しました。


静かで、水中の泡の音が心地よく。
妙に静かで、ただただ後悔ばかりが募り…



そんな事がグルグル頭の中で廻ってる時、母の声で『何事も、諦めたらその時点で終わりバイ』と、



現実に引き戻され、残りの2人の事が急に気になりだし、まだ助かるかもしれん。もっかい頑張ろう。って思いました。なにがなんでも生きんばいかん!って。

現実に戻された時は途端に苦しくなり、辛かったです。




そこの地形はウォータースライダーの下が滝壺みたいになっていて、左に行くと流れが緩やかになり、人が2人程乗れる岩。その奥に砂浜というか岸があり、右に行くと水中トンネルと周りはツルツルの岩壁、一度入ると水流が邪魔して左に行くのは体力があっても困難な感じの、正に生と死を別つ水の道でした。

上から見る分には穏やかな淀み。でも中は、どっちが上でどっちが下か、方向感覚さえ奪われるほど荒れ狂った水の台風のようでした。



私が居るのはまだ右側で、指先がおかしくなるくらいもがいても岩壁はツルツルで掴めません。油断すると水中トンネルに引きずり込まれそうになります。



暫く後、奇跡的に足元に窪みを見付け、そこに足を引っ掛けジャンプしてみました。一瞬、ホントの呼吸が出来、そして、上の方に岩の出っ張りを見付けました。
もう一度ジャンプし、その出っ張りに右手だけ掴まる事が出来ました。


助かった!



周りを見渡すと岩の上にA男とC子がいました。



良かった!アイツらも助かったんだ!と安堵の笑みがこぼれました。



しかし、それはほんの一瞬だけ、A男の『C子、しっかりしろ!目ー開けろよ!』と叫ぶ声に安堵感は掻き消され、終わった。もー全部終わった。て思ってしまいました。



A男は人工呼吸をしながら頬を叩き、叫び続けていました。
ただただ、水の音とA男の声、頬を叩くパシッパシッという冷たい音だけが響いてました。



暫くして、私に気付いたA男は
『あと少しだけんが、絶対にそれ放すなよ! C子も無事だけん!』



と言ってくれました。
恐らくは私を励ますためについたウソでしょう。



この状況下でその配慮。私は、コイツ何でこんなに強いんだろ。って…
気付いたら泣いてました。



A男がC子を岸に運び、ロープを結んだ浮き輪を持って再び岩の上に戻って来ました。
気付けば救急車やら野次馬やらが集まってました。



その中にはあの一軒家のおじいさんと思われる方もいました。



携帯の通じないこの環境、観光客ははるか麓にしかいなかったはず。
B子はあの一軒家まで走ってくれたんだな。
遠かっただろうに。
裸足で怪我しなかっただろうか。

ありがとうな。



私はA男が投げた浮き輪に最後の力で飛び移り、岩の上まで引っ張られ、A男の背中で自分の無力さに涙しながらブラックアウトしました。


私は岸に着いたところで意識が戻り、C子のところへ行き無事を確認し、また倒れ込んだ記憶があるのですが、A男とB子が言うには、私は気絶したままだったらしいです。



はっきりと『ゆうき君が…ゆうき君が…』と泣き叫ぶB子の声や、アルミのシートみたいなのにグルグル巻きにされてゆく身体、救急隊の指示を出す声など覚えてるのですが…これが幽体離脱というものなんでしょうか?





長くなったので、次の日記に続きを書きます。
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【2011/12/27 12:45】 | mixi
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